沢山の思い出
短い美しい秋があっという間に通り過ぎていきました。
十二月初旬、今年の春、他県へ就職した孫娘が帰ってきてくれました。すっかり社会人になっていて、眩しい。
その孫娘から、夕方散歩に誘われました。
会社の前の木曾川河畔遊歩道は、竹あかりナイトウォークが只今開催されていて、とても美しい。短い夕暮れ時、足元の危ない私は孫の腕を杖代わりに握り、幸せを感じながら二人で歩きました。
この辺りは大きな改造計画が予定されていて、子供達や孫達の成長と共に生きてきた景色が、がらりと変わってしまうようです。
桜も紅葉も、何十年という時を沢山の思い出と共に生きてきました。
変わって行く楽しみと寂しさと、孫の優しさがないまぜの不思議な時間を楽しんだ師走のひとときです。
今年もあと少し。
どうぞ平穏な年が迎えられますように!

