自転車の運命
30年前に夫が初任給で買ったイタリア製のマウンテンバイク。
結婚後はほとんど乗らず、大切に(?)保管してありましたが、
息子が乗っていた自転車の両輪がパンクしてしまった為、
断腸の思いでマウンテンバイクを息子へ譲ることになりました。
念の為に自転車屋さんにメンテナンスをお願いしたところ、
タイヤは2本とも無事、
ギアのワイヤーの取替えだけで安全に乗れる状態になりました。
息子曰く「前の自転車の5倍速!」の乗り心地らしいです。
万事、荒っぽい息子の扱いにどこまで耐えられるのか。
とても心配です。
哀れ、息子に乗りつぶされた自転車も修理して頂きました。
パンクした両輪・めくれ上がったサドル・錆びたワイヤー、
全て取替えて娘の下宿へと旅立って行きました。
娘が乗り主なら息を吹き返した自転車も、
穏やかな第2の人生を歩めることでしょう。
良かった、良かった。